不安と身体の反応
パニック発作
併用される言葉 ・ パニック症状 ・ 突然の恐怖発作
パニック発作とは、突然の強い恐怖や不快感とともに、動悸・息切れ・震え・めまいなどの様々な症状が急速に強くなる状態です。
概要
パニック発作、まずは3つだけ確認してください
- パニック発作とは、突然の強い恐怖や不快感とともに、動悸・息切れ・震え・めまいなどの症状が急速に強くなる状態のことです。
- 一度のパニック発作がすぐに パニック障害を意味するわけではありません。初めて現れた胸痛・失神・新たな神経症状がある場合は、まず身体的な原因を確認します。
- 発作が始まった状況と最初の症状、ピークに達するまでの時間、その後避けるようになった行動を記録しておくと、次回の診断に役立ちます。
意味と区別
パニック発作とはどのようなものですか?
一度の発作がすぐにパニック障害を意味するわけではありません。パニック発作とは、突然の強い恐怖や不快感とともに、動悸・息切れ・震え・めまいなどの様々な症状が急速に強くなる状態のことです。
- 混同しやすい言葉
- パニック障害は、発作が繰り返されるか、また起こるのではないかという不安や行動の変化が続くかを確認します。
- 診察で確認する理由
- 身体的な原因と不安の傾向を区別し、回避行動があるかを調べます。
- メモして持参していただきたい内容
- 初めての症状である場合や、胸痛・失神がある場合は、まず救急の原因を確認してください。
もう少し詳しく
パニック発作をご自身の症状と照らし合わせてみる
何が一番最初に始まったかを記入します
動悸・息苦しさ・めまい・熱感・吐き気のなかで、どの症状が先で、どれほど速く強まったかを記入してみてください。カフェイン・飲酒・睡眠不足・薬の変更との時間的な関係も確認します。初めて経験する激しい胸痛、失神、片側の脱力や言葉のもつれがある場合は、パニックだと断定せず、まず救急の原因について評価を受けてください。
発作の後に生じた回避行動が、生活をどの程度変えたかを確認します
発作が収まった後、地下鉄・運転・一人での外出を避けたり、脈拍や呼吸を繰り返し確認したりするようになったかを記録してください。再び起こるのではないかという不安と回避が続く場合は、一度の発作を超えてパニック障害の評価が必要な場合があります。処方薬を自己判断で増量したり中断したりせず、現在の主治医にすべての服用状況を伝えてください。
よくある質問
パニック発作についてよくある質問
パニック発作が一度あったら、パニック障害なのですか?
いいえ。繰り返される予期せぬ発作と、再び起こるのではないかという持続的な不安、行動の変化が伴っているかを確認する必要があります。
心拍数が速ければ、パニック発作と考えてよいですか?
動悸は様々な原因で起こります。初めての症状である場合や、胸痛・失神・呼吸困難が激しい場合は、心臓・甲状腺・薬物などの身体的原因をまず確認し、その上で発作全体の様相を評価します。
睡眠・心用語辞典
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この用語が使われている案内を確認する
- 疾患案内パニック障害パニック障害は、予期せぬパニック発作と、再発への恐怖から行動を変える過程が続く疾患です。胸の痛み・心悸・息切れ・めまい・腹部の不快感は実際の身体症状ですが、新たな発作が起きた際は、心臓・呼吸・甲状腺などの他の原因がないかをまず確認します。発作の回数だけを数えるのではなく、脈拍の確認・救急外来への繰り返し受診・地下鉄や運転の回避を減らし、日常生活の範囲を取り戻します。初めて経験する激しい胸痛・失神・神経症状、自傷衝動は、慣れ親しんだパニックとして見過ごさないでください。→
- 疾患案内広場恐怖・外出回避広場恐怖とは、特定の場所の大きさよりも、発作が起きたり困難な状況になったりした時に逃げ出すのが難しい、あるいは助けを得にくいという恐怖から移動を避ける様相のことです。パニック発作、社会的評価への恐怖、めまい・失神のリスクと区別し、実際の回避マップを作成します。パニック発作が減っても、一人で行ける距離や同行者への依存が変わらない場合は、発作回数と移動機能を分けて記録し、次の治療目標を再設定します。失神・新たな神経症状・激しい胸痛がある場合や、自傷リスクが高まった場合は、曝露練習よりも医学的な安全評価が優先されます。→
- 診療ガイド睡眠と不安が同時に崩れたとき、まず何を確認すべきでしょうか?数日間眠れなかったことで不安になったのか、あるいは不安と身体の緊張が先に強まって眠れなくなったのか、新しい薬やカフェイン・交代勤務の後に始まったのかを切り分けて考えてください。胸痛・失神・激しい呼吸困難がある場合は、まず身体的な緊急原因を確認してください。また、自傷・自殺念慮がある場合や、現実判断が揺らぎ、ほとんど眠らずに過度に気分が高揚した状態が続く場合は、一人で抱え込まずに直ちに救急の助けを求めてください。→
- 睡眠・心のコラム突然の動悸や冷や汗が出たとき、パニック・不整脈・甲状腺・低血糖はどう違うのでしょうか?→
根拠および更新情報
以下の資料を、定義および治療説明の根拠・範囲の確認に参考にしました。